Twitter APIを使ってできることは?

Twitter
2

いまの時代、マーケティングなどにおいてTwitterの分析は欠かせません。
そしてTwitterの分析にはAPIが欠かせません!
「話には聞いているけど、APIって何だろう。何ができるんだろう。」という疑問に分かりやすくお答えします!

関連Twitter APIへの登録方法を画像で解説!

関連ビジネスや研究でTwitterを分析・活用する人が注意するべきポイント

 

Twitter APIとは

Twitter APIとは、ツイートやタイムラインの取得、リツイートやいいねといったTwitterのサービスを、公式のウェブサイトを経由せずに直接利用できるサービスです。

例えばツイートをするとき、一般的にTwitterのウェブサイトにログインしてから投稿を行うと思います。
あるいはリツイート、タイムラインの取得、どれをとっても一度Twitterのウェブサイトを経由するでしょう。

しかしAPIを用いると、ウェブサイトを経由しなくともツイートなどを取得することができます。

ここまで読んで「自分はTwitter用のアプリを使っているからウェブサイトは経由しない」と思った方もいるかもしれません。
しかし、そのアプリこそAPIの活用例の一つなのです。

Twitterアプリでは、APIを用いてTwitterの諸サービスを呼び出しています。

 

API制限とは

Twitter APIとあわせてよく聞く単語が「API制限」ではないでしょうか。
ついでにAPI制限の意味も押さえておきましょう。
ツイートなどのサービスを利用するとき、どうしてもTwitterのサーバーに接続する必要があります。
APIを使わない場合はウェブサイトからサーバーに投稿を反映させますが、APIを使う場合はプログラムを用いて直接サーバーにツイートを反映させます。

APIを使うと、ウェブサイトとは違って大量にツイートを投稿するなど「悪意ある攻撃」が簡単にできてしまいます。
これをされると、Twitterサーバーの負荷が高くなり、サービスの提供が不安定になってしまいます。

そこで、一定時間あたりにサーバーがリクエスト(投稿などを反映させること)を受け付ける数に上限を設けています。
例えばフォロワーの取得であれば、1分に1リクエストまで、といった制限があります。
これを超えてAPIリクエストを送ってしまうと、アカウントが「有害なもの」として一時的に制限されてしまいます。
これがいわゆる「API制限」を食らった状態です。

 

Twitter APIでできること

具体的にTwitterのAPIでできることにはどんなことがあるのでしょうか。
基本的にはTwitterでできるほぼすべてのことが、APIを用いて実行することができます。
活用法と合わせていくつかご紹介します。

 

タイムラインを取得

自分のタイムラインはもちろん、特定ユーザーのつぶやき一覧や、世界中のツイートからランダムに取得、地域のツイートなどの取得ができます。
雑多にTwitterのデータを集めたいときには大変重宝します。
例えばTwitterの今現在のツイートの傾向を見たい時などは、地域を日本に設定してタイムラインの取得を行うことで、自分なりのトレンドを分析することができます。

 

ツイートの投稿

APIを用いると、Pythonなどのプログラミング言語などを用いてツイートの投稿ができるようになります。
そのため、外部サービスを使わずとも自分で定期的にツイートを行うbotを作ることができます。

 

リツイートやいいねの実行

ツイートだけでなく、リツイートやいいねの実行や、取り消しを行うことができます。
これを用いると、自分のツイートを定期的にRTしたり、フォローしているユーザーのツイートをいいねしたりすることができます。

RTやいいねに反応してインプレッションが伸びることはよくありますので、これの作業を自動化できるとらくちんですよね。

関連:pythonからリツイートしてみよう

関連:pythonでリツイートを自動化しよう!

 

フォローやアンフォローの実行

フォロー、アンフォローなどの操作もAPIから行うことができます。
これを用いると、フォロー返しの漏れや、フォローを返してくれていないユーザーの一括アンフォローなどができます。

ただし、フォロー関係の操作はTwitterがあまり推奨していないため、節度を持って活用しましょう。
Twitterはアカウントの完全自動化を認めていないので、あくまでも補助的に使ってください。

また、フォロー・アンフォローの操作はAPI制限がツイートに比べて厳しいため、気を付ける必要があります。

ツイートの検索

ツイートの検索は、ユーザーのトレンド予測などに大変役に立ちます。
たとえば「インフルエンザ」や「予防接種」などの単語で検索を行い、ツイート数やツイート内容を分析することで、感染拡大を事前に予測することができます。

もちろん病気だけではなく、株価や仮想通貨のトレンドを予測するために、関係する単語でツイートを取得しておくことは非常に重要です。

 

まとめ

Twitter APIとはなにか、何ができるのか、ご理解いただけたでしょうか。
APIを利用するためには、いくつかの手続きを踏む必要があります。

もじとばコムではこの手続きについて、画像付きで説明する記事を投稿しています。
Twitter APIに興味が出ましたら、ぜひ以下も併せてごらんください!

関連:Twitter APIへの登録方法を画像で解説!

関連ビジネスや研究でTwitterを分析・活用したい人が注意するべきポイント

Twitter
1
ビジネスや研究でTwitterを分析・活用したい人が注意するべきポイント

商品やイベントのマーケティングや、ニーズの把握のためにTwitterを活用したいと考えている人は多い …

python
2
pythonでリツイートを自動化しよう!

ブログ、動画、イラストなどを多くの人に見てもらうためには、Twitterでの宣伝が重要です。 しかし …

python
2
pythonからリツイートしてみよう

Twitter APIを用いて、pythonからリツイートしてみましょう! Twitterで効率的に …