「さあpythonを始めよう!でもどうやって勉強すればいいんだろう?」
独習を決意したあなたに、参考書での勉強をオススメします!
この記事では、参考書を用いた学習をおすすめする理由と、各参考書がどのような人にオススメなのかをまとめてご紹介します!
実際に内容をみていない参考書については紹介しませんので、内容は随時更新となります。
最終更新(2018/10/31)
Contents
参考書での勉強をオススメする理由
体系立てられた学習向けの本
pythonについての情報はインターネットで探すこともできます。
しかし、インターネット上の情報のほとんどは「初めての学習」を目的としていないため、「学習のために体系だてられた」体裁になっていません。
一方でこれから紹介する参考書は「初めての学習」のために書かれた書籍であるため、pythonを効率的に学ぶための体系立てられた内容となっています。
お金をかけたことでモチベーションに繋がる
また、参考書にお金をかけることで「お金をかけたからにはやろう」というモチベーションが生まれます。
さらに実際の本を手にすることで、「いまプログラミングを学んでいる自分」をリアルに感じることができます。
python独習のための参考書
あなたのpython独習に最適な一冊を探すお手伝いをします。
それぞれの書籍がどのような内容で、どんな人にオススメなのかをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
pythonスタートブック
こんな人にオススメ:プログラミング初心者、しっかり学びたい人
サンプルコードだけではなく解説もしっかりとしているため、読み物としても学習することができます。
取り扱っている内容も充実しており、python全体についてしっかりと学ぶことができます。
学習のための章立ても適切で、理解を助けるイラストも多いため非常にオススメな一冊です。
この書籍全体で「なにかを作る」といった目的はありませんが、各章の導入がとても丁寧であるため読んでいて苦痛は感じないでしょう。
python1年生
こんな人にオススメ:プログラミング初心者、とりあえず触って動かしてみたい人
人工知能や画像処理など、キャッチーなネタにとりあえず触って見たい人向けの一冊です。
プログラミングの本質的な理解より、とりあえず触れてみることに重きが置かれています。
プログラミングがどういうものかさっぱり理解できない!という方は、まずはこの本で遊んでみてください。
そして、楽しそうだなと思ったら別の参考書を用いた本格的な学習に移るといいでしょう。
動かしながらさくっと身につく 今こそホンキで覚えるPython
こんな人にオススメ:プログラミング初心者、アプリケーションを作ってみたい人
この本では、pythonを用いてアプリケーションなどのGUIを操作できるようになることを目的としています。
そのため、機械学習や言語処理、データ分析などを主な目的としてpythonを学習したい人にとっては目的が異なった一冊と言えます。
もちろんpythonでアプリケーションを作って見たいという方にはオススメの一冊ですし、アプリケーションを学ぶことは大事なことなので是非一度目を通してほしい内容です。
レイアウトとしては余白が多く、目が疲れにくいという印象です。
ゼロからわかるpython超入門
こんな人にオススメ:プログラミング初心者、作りたいものが決まっている人
内容が充実しており、pythonでできることを一通り学ぶことができます。
各章の説明も丁寧でサンプルコードの難易度も適切ですが、あくまで説明することに重きが置かれているため「何かを作る」といった目的を持っていないとモチベーションが続かないかもしれません。
全体的に理解を助ける図が多くわかりやすいため、pythonを使ってこれを作りたい!というものが決まっているのであれば効果的に学習ができるでしょう。
いちばんやさしいpython入門教室
こんな人にオススメ:プログラミング初心者、作りたいものが決まってない人
この本は「数当てゲームをつくる」という目的がはっきりしているため、目的に向かって学習を進めていくという体系立てられた構成となっています。
python自体の説明も丁寧で、読みやすい一冊です。
カラフルで見やすいレイアウトですが、コード解説部分がごちゃごちゃしてしまうことがあり、たまに見づらい部分があります。
数当てゲームの作成自体は5章までに紹介され、6章以降ではアプリケーションの話になります。
そのため、アプリケーションに興味がない場合は5章までを読めば十分でしょう。
ただし、クラスやオブジェクトといった重要な概念が7章で説明されているため、これを学ぶためには6章を学ばざるを得ません。
こうした章立ての順序は気になりますが、全体的に粒が揃っていて読みやすいです。
スラスラ読めるpython ふりがなプログラミング
こんな人にオススメ:プログラミング初心者、数学などを全くやってこなかった文系
このシリーズの特徴は、プログラミング言語にふりがなを振って読みやすくしているという点です。
プログラミングのコードに逐一説明があってほしい!という方にはオススメです。
また、くどいほどコードの説明を丁寧にしている本で、「コードの読み下し文」というものが多くのサンプルコードについています。
これは数学などに慣れていない文系の方には助かる内容で、コードの意味がわからなくても日本語を読めばわかるようになっています。
ふりがな自体に専門用語が混じってくると苦しくなるところがありますが、これまでのプログラミング参考書にはない新しい学習の形として、試してみる価値のある一冊です。
この本の形式が「鬱陶しいな」と感じるようになったら、あなたの頭はプログラミング脳になって来たと言えるでしょう。
余談ですがこのサイトを運営するMJMSはもともと文系の学部出身で、Javaを独習してから理系の大学院に入学しました。
初めてこのふりがなシリーズをみた時、「その手があったか!」と唸りました。
やさしいpython
こんな人にオススメ:プログラミング経験者で、次の言語にpythonを選んだ人
この記事で紹介している参考書の中ではもっとも「はじめての学習」に適していませんが、辞書として用いるには最適です。
参考書の形式はレッスン形式となっていますが、各セクションは完全に独立したものとして読むことができるので、読み飛ばすことができます。
逆に言えば、図や余白など無駄なものがなく、冗長な説明もないため経験者には読みやすくなっています。
「C++でのあの処理はpythonでこう書くのね」といったような読み方に最適で、すでに他のプログラミング言語に触れたことがあるという方に非常にオススメです。
まとめ
最適な一冊は見つかりましたか?
初めてのプログラミング学習だとどの参考書も同じに見えると思いますが、そんなときに少しでもこの記事が参考になれば本望です。
この記事は参考書を実際に確認したら随時更新していきますので、また是非確認してみてください。
ご紹介させていただいた書籍について、紹介できていない「ここがオススメ!」といった情報がありましたら、お問い合わせからお知らせいただけると幸いです。